デルタ航空、TCCグリーンエナジーコーポレーションとの電力購入契約(PPA)締結によりRE100達成へ前進

台北、2021年8月11日 - 電力および熱管理ソリューションの世界的リーダーであるデルタは本日、TCCグリーンエナジーコーポレーションと年間約1,900万kWhのグリーン電力を調達する初の電力購入契約(PPA)を締結したことを発表しました。これは、2030年までに全世界の事業において再生可能エネルギー100%利用とカーボンニュートラルを達成するという、デルタのRE100コミットメントに貢献するものです。現在台湾で最大の再生可能エネルギー送電容量を持つTCCグリーンエナジーは、TCCの7.2MW風力タービンインフラからデルタにグリーン電力を供給します。上記のPPAと、最先端の太陽光発電インバータと風力発電コンバータ製品ポートフォリオを持つ台湾で唯一のRE100メンバーとしての地位により、デルタは世界中の再生可能エネルギー開発への取り組みをさらに強化します。

デルタの最高経営責任者(CEO)である鄭平氏は次のように述べています。「TCCグリーンエナジーコーポレーションには、今後年間1,900万kWhのグリーンエネルギーを供給していただくだけでなく、同社の数多くの再生可能エネルギー発電所にデルタのソリューションとサービスを導入していただくことにも感謝いたします。今回の提案は、累計で19万3,000トン以上の二酸化炭素排出量*を削減すると見込まれており、これは台北市最大の森林公園である大安森林公園502棟の建設に相当し、デルタの企業理念である『より良い明日のために、革新的でクリーンかつエネルギー効率の高いソリューションを提供する』に合致しています。今後、このPPAモデルは、世界中のデルタの拠点に展開し、RE100目標達成に貢献していく予定です。」デルタは常に環境保護に尽力しており、グローバルな環境イニシアチブにも積極的に取り組んでいます。2017年に科学的根拠に基づく目標(SBT)を達成した後、デルタは2025年までに炭素強度を56.6%削減することを目指しています。自主的な省エネ、自家発電、太陽光発電など、3つの主要な関連活動を継続的に実施することで、デルタ航空は、再生可能エネルギーの発電と購入に積極的に取り組み、2020年には炭素強度を既に55%以上削減しました。さらに、年間目標を3年連続で大幅に上回り、全世界の事業における再生可能エネルギーの利用率は約45.7%に達しました。これらの経験は、RE100目標達成に大きく貢献しています。


投稿日時: 2021年8月17日